課程について

東京都立大学大学院理学研究科生命科学専攻には、博士前期課程(修士課程)と博士後期課程(博士課程)があります。


修士課程

修士課程は、産業界やアカデミック界においての専門的なキャリアを準備することを目的とした2年間のプログラムです。都立大では、生物学の幅広い分野に対応した科学的知識を習得することに重きを置いています。このプログラムで学生は、関連するコースワークや研究室セミナー、研究ミーティングへの参加および研究室での研究に従事し、研究論文を作成することが期待されています。実際に卒業生達たちは、産業界や非営利団体、アカデミック界に就職したり、博士課程に進学したりしています。



博士課程

都立大の博士課程プログラムは、学生が興味を示したトピックについて、広範囲かつ集中的な研究の機会を提供する3年間のプログラムです。学生は、進化生物学、生態学、システム生物学、細胞生物学、分子生物学、発生遺伝学および神経生物学の要素を組み込んだ学際的研究の中で交流し、学ぶことが奨励されています。このプログラムの学生は、研究室セミナーや研究会議、オプションのコースワークへの参加に加え、ハイレベルな研究室での研究に従事し、学位論文を作成し、研究成果を発表することが期待されています。このプログラムの卒業生たちは、国内外のポスドクに従事している数名を含め、産業界やアカデミック界で活躍しています。


 


本学科の大学院プログラムは、学生が生物科学分野でグローバルなキャリアを積めるように設計されています。具体的には、学生が自身のスキルを高め、研究ネットワークを広げて地域と国際社会の両方に自分の研究を宣伝するために参加できる、包括的な学習手段の数々を用意しました。生物学の大学院生には、英語と日本語両方で広範囲な内容の授業が提供されます。学生に多様な研究テーマや実験技術に触れる機会を提供するため、定期的に国内外の優れた研究者を招いて研究についての講演会を開催しています。また、学生が海外の大学との研究交流に参加し、国際的な経験を積む機会を提供しています。最も重要なことは、優れた実験施設へのアクセスや経験豊富で学際的な教授陣によるサポートにより、学生が没頭できる最先端の研究を行う機会を提供し続けられることです。当研究科では、修士課程と博士課程の両課程で、多くの国内外の大学院生を受け入れています。

もっと詳しく知りたいですか?大学院生のための入学手続きや資金提供の機会についての詳細は、入学情報のページ(リンク)をご覧ください。また、私たちの研究室を閲覧して、私たちが現在どのようなプロジェクトに携わっているかを調べることもできます。ポスドクも歓迎していますので、興味のある研究室の教授に連絡を取ることをお勧めします!