研究室紹介
神経分子機能研究室 (安藤香奈絵、斉藤太郎、淺田明子)

脳の神経ネットワークは、美しい風景や音楽に感動すること、快い記憶を思い出すこと、新しい概念を生み出すことを可能にします。脳内の神経細胞は生涯を通じて置き換わることがなく、個人と共に老化します。アルツハイマー病などによって神経細胞が死滅すると、認知症などの疾患が引き起こされることがあります。私たちは、加齢による神経機能の低下を防ぎ、脳機能を生涯維持する方法を探求しています。
この課題に取り組むため、分子生物学、細胞生物学、ショウジョウバエの疾患モデル、イメージング、行動解析、遺伝子発現解析など多様な手法を活用しています。
本研究は、脳機能と老化の複雑な生物学的メカニズムを解明し、将来的な予防および治療法の開発に貢献することを目指しています。意欲的な大学院生を募集していますので、詳細はメールでお問い合わせください。